2014年05月09日
【エアチェック】昔のFMラジオ番組のテーマ曲を貼って熱く語れ【オーディオ】
※いい気になって色々貼ったのでページがクッソ重いです。ごめん。
巻き戻し
A面B面
エアチェック
(死語川柳)
冗談抜きで、これらの言葉が若い衆に通じなくなってるようで、ひしひしと己の年を感じるオバサンですが、先日ついに、大量のカセットテープを処分しました。
CDラジカセは既に持ってないので、特に捨てがたいカセットを携えて実家に行き、バアちゃんが「ラジオ深夜便」聞くのに使ってる古ラジカセで再生したら、さすが平均35年モノ!伸びてピッチ遅いわ音質悪いわ。やっぱケチらずにメタルテープ使うべきだったか。
でも、エアチェック全盛時代だったから、当然高音質で録音した人が大勢いて、ニコニコやYouTubeにUPしてくれてる篤志家もいるんじゃね?と探したら、あっさりと見つかりました。
年末年始のFMは、YMOコンサートが恒例だったなあ。(自分にとってサカモトキョージュってのは、ファミコンを頭に乗っけたサカモト教授だけになっちゃいましたが・・・)
録音ボタンに指を置き、必死に録った音楽の数々・・・MP3で取り込めば、そこそこの音質でいつでも聞けるじゃんヤッター!良い時代になったもんだと、めでたく古いカセットテープとサヨナラできたのでした。
自分は週刊FM派で、友人はFMファン、従兄弟はレコパル買ってた
他にもYouTubeを探してみると・・・あるわあるわ・・・ってことで、1970~80年代のFMラジオ番組曲で、印象深いものを集めてみました。
怪しい記憶が頼りだから、年代もジャンルもバラバラですが、試しにパパ(同い年のオタク旦那)に聴かせたら、強力オッサンホイホイだったw
・・・痰壺小僧(ボソッ)
ポール・マッカトニー来日の度に、取調室の菊池ごっこして遊ぶバカ夫婦w
まずは、当ブログではお馴染みの「あいつ」のテーマ曲。元は映画「狙撃者」の主題曲で、ロイ・バッドのチェンバロが渋いです。番組だと冒頭にカツーンコツーンと靴音が入って、(来宮良子だったと思うが、youtubeの聴いたら違ってる)女性の声で、「トヨタ自動車がお贈りする・・・あいつ」・・・脳内再生余裕っす。
Roy Budd 「Get Carter Theme」
月~金でストーリーは完結するものの、肝心の「あいつ」の正体は、ゴルゴ13並みにいっつも謎のままという(実際ゴルゴ並みの凄腕らしい)、原作スクリプトは後番組の「マンハッタン・オプ」と同じ矢作俊彦。「気分はもう戦争」だ!日下武史の語りもハードボイルドしてました。
あいつ 出演:日下武史
「あいつ」の前、夜11時からの「サントリーミュージックスコープ」ですが、エンディングが「アンスクウェアダンス」だったような・・・。いや、矢島正明になる前の、サントリーじゃなくて富士フィルムの頃だったかもしれない・・・。うーむ、思い出せない。ブルーベックは「テイクファイブ」よりこっちのが好きです。
Dave Brubeck Quartet 「Unsquare Dance」
同じく「ミュージックスコープ」で、ハービー・ハンコックの曲がエンディングだった時がある。確かにある。
Herbie Hancock 「Bubbles」
週刊FM西版昭和54年9月17日号を見たら、自分が当時聴いていたFM大阪だと、「ミュージックスコープ」「小室等の音楽夜話」「あいつ」「ジェットストリーム」の放送順で、FM愛知、福岡だと「ミュージックスコープ」「あいつ」「小室等の音楽夜話」「ジェットストリーム」の順。関西方面に進学し、普段はFM大阪を聴き、実家に戻るとFM愛知という生活をしていました。
(「小室等の音楽夜話」のテーマ曲は番組用オリジナルで、アルバム「長い夜」にボーナストラックとして収録されています。)
週刊FM西版昭和54年9月17日号よりFM大阪
けだるい午後のFMラジオと言えば、小原乃梨子の「グランドファッションのワールドがお贈りする」で始まる「ワールドオブエレガンス」。ジャン・ミシェル・カラディックの「Monde D'amour」が、細川俊之の語りの構成まんま。(てゆか、番組がカラディックを模したのでしょうが)
ワールド・オブ・エレガンス
デオダートの「ラプソディー・イン・ブルー」は、1973年頃の午後3時ぐらいのNHK-FMの番組テーマ曲だったような記憶。クロスオーバーが流行ってたなあ。
Eumir Deodato 「Rhapsody In Blue」
NHK-FMで午後4時過ぎに流れた「軽音楽をあなたに」のテーマ曲。1970年代後半で、時期的にクロスオーバーからフュージョンに名称変わる頃かしらん。
Stuff 「My Sweetness」
夕方になったら、羽田健太郎の「音楽の森」を聴こう。新日鉄アワー。立川清登の時は別のクラシック曲だったよね。
冨田勲「アラベスク第1番」
「音楽の森」の後は「(♪ドゥビドゥビドゥン ドゥビドゥビドゥン ドゥビドゥビドゥン ドゥビドゥビドゥン)こんばんは こんばんは もひとつおまけに こんばんは」の青木小夜子の「FMバラエティ」。「大平透の歌謡大作戦」ナツカシス。(ローカル番組なのかFM大阪ではやってなかった。)
Giorgio Moroder 「DOO-BEE-DOO-BEE-DOO」
裏番組はNHK-FMの夜7時のニュースの後の「サウンドオブポップス」。45分みっちりLP1枚かけてくれるありがたーい番組で、FM雑誌で予め調べてはエアチェックの準備をしてた。オープニング曲は、カラベリの「グランプリ」。
Caravelli_Grand Prix_カラベリ_グランプリ
日曜深夜は小林克也の声で、
ナガオカプリゼンティト
ザ ワールドミュージック
ザ ワールドミュージック
ザ ワールドミュージック
と、3回エコーして、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「Biyo」で始まる「ワールド・ミュージック」だ!!!
Earth Wind&Fire 「Biyo」
今やレコード針なんて、知らない見たこともない人が多いだろうなー。「カノッサの屈辱」では、「1990年 長岡京滅亡(株式会社ナガオカ解散)」なんて言われちゃってたしさあ。
実家発掘品
情報の早さが売りで、これも今は無きキャッシュボックス誌編集部に国際電話して、「フフーン?」「アハーン?」とリアクションしながら、雑誌発売前の最新全米チャートからピックアップして曲を流していました。MTV全盛時の「ベストヒットUSA」、スネークマンショーと、氏には色々とお世話になりっぱなしです。
スタンリー・クラークのエンディング曲も好きだった「ワールド・ミュージック」、タイムゾーンやアフリカバンバータをここで初めて聴き、「こんな音楽があるんだ!?」と凄いショックを受けた。
STANLEY CLARKE「Silly Putty」
小林克也と言えば、忘れちゃいけない「ブラバス サウンド トリップ 渡辺貞夫マイディアライフ」。デイヴ・グルーシンと組んでた、フュージョンバリバリの頃のナベサダコンサートに行きました。
Sadao Watanabe - My Dear Life
一番好きなブラバスCM曲は「セブンスハイ」。資生堂専属モデル草刈正雄!(「セブンスハイ」はラジオCMでのみ使われたのかな?この曲のTVCMを探しましたが無かったです)
週刊FM西版昭和54年9月17日号よりFM大阪
せっかくだから、サントラが大変フュージョンっぽいナベサダっぽい無印アニメ版「ロックマンエグゼ」の「炎山のテーマ」も貼っとこう。好きだなコレ。
炎山Mark 1
SoundallのCMが小林克也、レコパルは「音の仲間たち」の広川太一郎、週刊FMは神谷明で、今思うと凄い豪華メンバー。FMfanはどういうCMだったけ?FMステーションは・・・鈴木英人のイラストの、アメリカ西海岸オサレ感満点の表紙とカセットレーベルですね。(大滝詠一ジャケの永井博と良く混同しちゃうw)
懐かしいラジオCM(1980年 FMレコパル Soundall 週刊FM)
渋谷陽一の「ヤングジョッキー」を欠かさずエアチェックしていた洋楽一辺倒の自分にしては珍しく、TDKのカセットテープのCMで使われた、笠井紀美子の「バイブレイション」が耳に残ってます。曲は山下達郎で、タツロー本人はマクセルのテレビCMで「ライドオンタイム」歌ってた。
フュージョンファン的には、日立Lo-DのCM!
フュージョン全盛時で番組名うろ覚えですが(「ビューティフルフュージョン」とかそんな感じ。夜10時頃放送でワリと短期間でカネボウの一社提供だったと思う)、横倉裕のこの曲がOPだった記憶があるので追加します。
YUTAKA YOKOKURA「Evening Star」
腐女子のハシリだったオバサン(ええ、買っていましたとも、JUNEとALLAN)にとって、漫画家の青池保子がゲスト出演した「ヤングジョッキー」は神回で、セットリストを覚える程何度も聴き返していました。
OPはエマーソン・レイク・アンド・パーマーの「ナイフエッジ」、EDは同じく「海賊」。ストラップスの「ダウン・トゥ・ユー」もかかって、キーボードのノエル・スコットが「エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐に似てると、後日出版された作品集の描きおろしエッセイ漫画の中で作者が語ってた。
伯爵モデルのレッド・ツェッペリンのロバート・プラントが歌う「アキレス・ラスト・スタンド」もかかって、今でもこれらを耳にすると、「聖なる館」や同じヒプノシスデザインのピンクフロイドのジャケ、ギーガーのイラストが怖いELPの「恐怖の頭脳改革」のジャケを飾った下宿の部屋が目に浮かぶ・・・。
タモリ倶楽部の空耳アワーみたいな企画もやって、ビートルズの「抱きしめたい」の歌詞「I Want To Hold Your Hand」が、「♪青菜、豊漁、イエ~イ!」と聞こえるというリスナーのハガキがあって、なんでこんなくだらないことばかり覚えているんだろうorz(空耳アワーだと「アホな放尿犯」だったw)
ともあれデヴィッド・ボウイもチープトリックもここで聴いて知り、80年代ニューウェーブ、ニューロマンティック漬け音楽ライフの礎になりました。あ、志摩あつこの「8ビートギャグ」っての思い出した!┌(┌ ^o^)┐
デュラン・デュランのMTVビデオは16000円、ウルトラヴォックスは9800円、たっけえええええ!!!
「クロスオーバーイレブン」のオープニングは、アジムスの「フライ・オーバー・ザ・ホライズン」。富山敬がパーソナリティの頃が、一番喜んで聴いてました。
Azymuth - Fly Over The Horizon
街も深い眠りに入り
今日もまた一日が終わろうとしています
昼の明かりも闇に消え
夜の息遣いだけが聞こえてくるようです
それぞれの想いをのせて過ぎていく このひととき
今日一日のエピローグ
クロスオーバー・イレブン
ED曲もアジムスの「オクトーバー」。
もうすぐ 時計の針は12時を回ろうとしています
今日と明日が出会う時
クロスオーバーイレブン
Azymuth 「Octover」
「クロスオーバーイレブン」が終わったら、NHK-FMから「ジェットストリーム」へ移動しよう。
Franck Pourcel 「Mister Lonely」
中高年向きに城達也の語り入りCDが発売されていますが、冒頭に「ピヨ~ンポヨヨ~ン」という、昔の特撮もの、「光速エスパー」なんかで宇宙空間を表現する時に必ず使われた効果音(笑)が入ったラジオバージョンしかオバサンは認めないのだ。
当時のFM音楽番組は、TDKやフジ、スコッチ、マクセル等のカセットテープメーカーか、音響機器メーカーが大抵スポンサーでしたが、この「アフリカンシンフォニー」がテーマ曲の日曜夜10時の「ザ・ミュージック」は、パイオニアだったかしらん?ソニーやオンキョー、DNONでもなかったような。(オーデイオってのも死語やね)
なんか無駄にスケールでかい感じのオープニングで、しかも全曲フル・・・(これに被るこれまた御大層なナレーションは、内海賢二だったような) 現在はブラスバンド応援曲として、「オーオーオオオーオオオーオオオー」ってフレーズを、高校野球中継で良く耳にします。
Van McCoy 「African Symphony」
週刊FM西版昭和54年9月17日号よりFM大阪
土曜の午後は、「ダイヤトーン ポップスベストテン」「コーセー化粧品 歌謡ベストテン」「アイワ サタデーアドベンチャー」と、提供企業名と番組名、ジングルをセットで覚えてるオジサンオバサンが多いと思われます。「サタデーアドベンチャー」の前番組だった「日立 サウンドインナウ」の「♪パーディスコー」とかさ。
「サタデーアドベンチャー」のテーマ曲思い出したから追加します。
Jun Fukamachi「On The Move」
深町純の同アルバム収録曲の「Departure In The Dark 」の別バージョンがNHK時代劇の「早筆右三郎」のOP曲に使われて、めっちゃ好きだったからこっちも貼っときます。
「サタデーアドベンチャー」はこの曲じゃない!と言うアナタ!(実はウチの旦那だw)確か途中からテーマ曲が変わったのよ!探し出して聴かせたら、「おう!これだ!」と御満足していただけました。
Lee Oskar「Feeling Happy」
週刊FM西版昭和54年9月17日号よりFM大阪 ぼっち非リア充だったから週末も部屋でシリア・ポール聴いてた(´・ω・`)
すぎやまこういちの「サウンドインナウ」(♪ぼくらの~せかい~サウンディンナウ~)の一般リスナー参加コーナーは、各ローカル局が地元の電器店やオーディオショップを巡回してて、中学の時、土曜半日で帰宅途中、電器屋さんの前を通ったら、「サウンドインナウの公開収録です!ぜひ来てくださーい!」と店頭で呼び込みしてた。
週刊FM西版昭和48年6月25日号よりFM愛知 公開収録の店舗名まで載ってた!
♪パーディスコー
放送は午後3時からだから、一旦お昼を食べに帰って再び見に行ったら、当時は積極的に参加する人もいなくて、スタッフの方にカラオケコーナー参加(この番組の売りは、レコードまんまの伴奏で歌える当時はまだ珍しいカラオケだった。カラオケという業界用語をこの番組で初めて知った)を請われた。
毎週聞いてて内容知ってたから、「それよりサウンドラリー(音楽でやる双六みたいなゲームコーナー)に出たいです!」と志願し、見事勝利して、賞品のサイモンとガーファンクルベストヒットLPと、参加賞の「NHKきらめくリズム」のLPレコードをいただきました(`・ω・´)
カラオケは同級生が挑戦して、野口五郎かなんか歌った。田舎のことで、週明けの学校はその話題で持ちきり。で、担任に職員室に呼び出されて叱られた/(^o^)\(そんなに年配の先生じゃなかったが、ポップスや洋楽に良い印象を持ってない感じだったなー)
実家にまだあったwww
備忘録的に色々貼りましたが、曲名不明なものもあって、ひとつは1972年頃土曜の夕方にFM愛知で聴いてた「(消え行くあした)バニシング・トゥモロー」って番組のテーマ曲。語りは田中ほづみアナウンサー、毎回、明日の日曜が消えたら困るじゃん!とツッコんでたから覚えてる。
もうひとつはCM曲で、同時期のオーディオ(山水?)製品CMのジャズっぽい曲。検索サイトに登録しようかなあ。(週刊FMの番組テーマ曲一覧掲載号も全部まとめて処分したのを今になって後悔・・・もっとも、肝心の知りたい曲が載ってないから捨てたんだった。)
あと、「惣領泰則の音楽ってなんだ!」という番組名が、唐突に頭に浮かんだけど、詳細が思い出せないっす(・ω・`?)
京都の妙心寺近くにある「ワンダアカフェ」に松下の初代クーガが!ジャイロアンテナのが欲しかった
これも欲しかった。CMやうざいDJの語りはカットだ!
追記1
探している曲は見つかりませんが、当時強く印象に残ったオーディオのCM曲(映画「アンドロメダ...(原作はマイケル・クライトンの「アンドロメダ病原体」)」のサントラ)があったので貼っときます。「アンドロメダ...」はテレビ放映した時、主人公の吹き替えが中田浩二で、「カムイの声だ~」と喜んでた。
作曲はギル(ジル)・メレ、9分から始まる曲の一部が使われてた
追記2
1973年の週刊FM東版の番組表を見たら、「バニシング・トゥモロー」はFM東京だと火曜夕方4時オンエアだった。水曜なら消えていい。あと、小林克也になる前の「ワールドミュージック」パーソナリティーは高山栄だった。エイトマン!?
懐かしAM深夜ラジオ放送(オールナイトニッポン、歌うヘッドライト等)のテーマ曲はこちらへどうぞ
おまけ
AMラジオネタ。デイヴ・グルーシンの「モンタージュ」は、イントロ部分(冒頭30秒辺り)とラストが、ニッポン放送でキャンディーズファイナルコンサートのラジオスポットCMに使われていました。
Dave Grusin 「Montage」
おまけその2
音ゲー(ビーマニ)曲ですが、「午後4時頃の道路交通情報の前ぐらいに流れてる軽音楽」という趣があって大好きな曲。CMフィラー音楽っぽい。