2008年01月08日
母のジレンマ
人が年賀状を書いている脇で、「イントロ当てクイズ~、コレ、聴き分けできる~?」と、L.E.D.の電人イェーガーシリーズをジャカスカ鳴らして邪魔してくれやがった子供も下宿に帰りました。
夏休みもそうだったけれど、家に居る間は好物を作っちゃ食わせ。なんつーか落語の「薮入り※注2」そのもので、とんだ寄席芸人伝だぜ・・・。
思い切り好きな料理やお菓子作りができる=美味しそうに食べてくれる、時間を取る張本人が家にいない・・・という矛盾というか割り切れない思いを、今しばらくは持ち続けそうです。「子離れして寂しい」とか「空の巣症候群」とはちょっと違う。ひたすら目が離せなかった時期が長かったから、いきなり手が空くと(物理的に手が出せなくなっただけだが)やりたいことが色々あったはずなのに、それが思い出せない状態。
こういう思うにまかせない状態を、「酒のある時は杯がない、杯がある時は酒がない」(ヘッベル)って表すのかな?違うか。
「孝行をしたい時に親は無し・・・じゃないの?」 「そう、それそれ!」 と、オレの心の中のロックマンと熱斗が話しています。 あのなあ・・・。(十中八九子供もこう言うと思われ)
※注1・・・小さん治の、微笑ましいバカ親子の情景を描く「初天神」を聴かないと、どうも正月気分になれない。そう言えば今年は横山ホットブラザーズも玉川カルテットも見ていない。早野凡平や東京コミックショウなんかの昭和の演芸DVDを買おうかしらん。