2007年08月24日

オタク一家上洛す

おやかたさまぁぁぁぁぁぁぁぁ、 ごじょうらくなりぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!! (声・保志総一朗)

とりあえず京都駅に着いたらコレですわ。

名古屋までの名鉄特急はポケモン列車。ラッキー!  

続いて駅ビルを見上げて、 「ガメラとイリスにぶっ壊されたが、よくここまで復興できたな~。※注1」 と感心するのが、オタク一家のお約束でございます。

  

京都は暑いと言われますが、名古屋の方が体感温度が暑かったなあ。京都は路地に緑と影が多くて見た目涼しそうです。

しか~し!ここんち一家はそんな古都の夏の風情を求めて来たのでは無い!目指すは、熱い、この上無く熱いバトルが誌上に炸裂するコロコロコミック創刊30年展なンだッッ(劇村塾風表記)

とゆーコトでやって来ました。烏丸通りに面した京都国際マンガミュージアム。朝ゴハン抜きで家を出て来たから、まずは入り口にあるカフェで軽く腹ごしらえを。

  
  

このカフェの壁には、ミュージアムを訪れた漫画家のサインと絵が描かれていると聞いていたのですが、なるほど、ちばてつや、富野監督、安彦良和、大河原邦男に・・・

  

  

ムラッセ(村瀬範行)が碧南から来たんか~!?超メジャー級に負けじとカラーペンも使って気合の入ったケシカスくんとカス息子さん達が、バッチリ目を引きつけます。

隣の席に座った家族連れの小学生の男の子は、ガンダムなんかてんで目じゃなくて「ケシカスくんだ~!!!」とハシャいでいました。だよな~。ファーストに、オリジンに思い入れがあって、この「あしたのジョー」を含めたサイン群を喜んでいるのはオサーン世代。かく言う自分もファーストをオンタイムで見ていたが、その後子供と一緒に見た「機動武闘伝Gガンダム」や「SDガンダムフォース」の方が、2~3回見そびれてもストーリーが解るし、登場人物も滅多に死なないから好き。

ともあれ壁面のこの一角は、今後もガンダムシリーズで埋めてもらいたいものです。トニーたけざき描くギレン・ザビと「ガンプラ甲子園」の帯ひろ志希望!

子供は、 「SDガンダムフルカラー劇場の作者※注2も入れて!」 母子揃ってガンダムマイナー派。

  
  

反対側の壁からは、ゴルゴ13が睨んでいました。目だけってところが、 「さいとうたかおはやっぱ最後にゴルゴの顔を描くだけなんだな~。さいとうプロの分業制がバッチリ見えた!」 と、パパが変な感心の仕方をしていました。 ルパン三世は以前、名古屋パルコの「ルパン三世展」を見に行ってモンキーパンチ本人と原画を見たもんね。できれば隣に大塚康生描くAプロ風ルパンとサインが欲しいなあ。

「地球(テラ)へ・・・」展も開催中だから竹宮恵子も御来店したのね。

  

コロコロ展の催しのひとつとして「ラジコンボーイ」の大林かおるの講演会があったそうです。「おぼっちゃまくん」や「ゲームセンターあらし」は無いのか!?いや、それより「ロックマンエグゼ」は!?鷹岬諒先生は来ないの~!?

とまあ、要するに「来店した有名人のサイン色紙が壁面を飾る店」のオシャレ版でして、入館前から早くもマンガの話題で盛り上がる一家でした。サンドイッチもイケました。

つづく

※注1・・・「平成ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」。あの後、京都はギャオスの大群に壊滅的被害を・・・。

※注2・・・あずま勇輝作、コミックボンボン連載。