2007年07月15日

カレーと下着の「ひ・み・つ」

テレビゲームのひみつ」を探して図書館遍歴をするオバサンです。 あれから隣の市の図書館にも行ったけどダメ!もっと収蔵数が多い別の図書館に遠征しました。

それっぽそうな本が並ぶ書架を見て廻ったけど無い。検索したもののヒットせず。無駄足か・・・と思いつつも他の「学研・まんがでよくわかるシリーズ」を調べると、既刊の何冊かがヒットしました。ってことは、近日中にテレビゲームも入荷。やりい!

でも、このシリーズ、何故か一般開架に並んでいなくて書庫からのお取り寄せ品。(寄贈品だから?)

  

特に興味のある2冊を申請書に書いて提出し待つ事10分。・・・来ました。「カレーのひみつ」と「下着のひみつ」です。(残念ながら「トイレのひみつ」は貸し出し中。カレーに下着にトイレ・・・ヤな組み合わせだな。貸し出し中が多かった。)

気になる内容は・・・まあ、特に変わったことは無い普通の学習マンガです。ただ違うのはスポンサー付きで作られている為、誌面に登場する製品や見学に行く工場は必ずスポンサー企業のもの。バッチリ商品が載っている分、非常に現実的でわかりやすい。

この手の学習マンガの登場人物は、大抵男の子と女の子のペア、あとペット(犬猫)と色々と教えてくれる博士という組み合わせが標準装備ですが、カレーは男の子二人、下着は女の子二人、博士(案内)役はカレーの精に保健室の先生(実は魔女)と変化に富んでいます。

  

「カレーのひみつ」はキャンプの料理当番になった二人の少年が、突如として現れたカレーの精とともに、カレーの歴史やスパイスの種類や効用を探ります。ハウスの工場説明、お料理レシピも掲載の充実の内容で、中国ではハウスは好侍(ハウ・スゥー)と表記されるといった無駄知識も楽しく、一通り読めばちょっとしたカレー博士になれそう。

「下着のひみつ」は、高学年になり体の変化に戸惑う少女二人を、保健室の魔女先生がワコールのホームページ(魔女だが電脳空間に行くのだ)に誘(いざな)います。下着の種類と役割、歴史、女性の体の変化と下着と実に詳しく、これまたちょいとした下着博士に・・・何か誤解を招きそうだけど。

「からだの変化と下着」「ジュニアのからだと下着」が真面目に語られていて、年頃の娘さんをお持ちの方は、親子で読むと良いかと思われました。一般販売されていないことが非常に惜しまれます。

双方ストーリー、構成共に良くまとまっており(いきなりカレーの精だの魔女だの御都合主義なのは別として)、いよいよ「テレビゲームのひみつ」への期待が高まります。しばらくしてから、また来よっと!

学研まんがでよくわかるシリーズ詳細