2007年03月01日

オズマ、ノベヤマ、パイオニア

花粉舞い飛ぶ外に出るのが嫌で、日中は家にひきこもる母でございます。本屋に行きたかったけどパス!「宇宙家族ノベヤマ」の1巻が出てるんだけどな~。

そしたら、パパがオミヤゲに買ってきてくれました。ヤンキンアワーズも一緒にね。アンガト。(HELLSINGは休載か・・・ちぇっ。)

早速一家で回し読み。 オタク一家の利点は、ワザワザ遠くに旅行とか行かなくても、マンガ1冊、ゲーム1本もあれば、それを共通の話題に大いに楽しく盛り上がれるところです。実に安上がり。ホントはパパが忙しくて休みが取れない為、泊りがけで出かけることができないのが現状ですが、特に不満も出ず、会話のネタは事欠きません。

  

岡崎二郎は、諸星大二郎、星野之宣と並ぶ、我が家のお気に入り漫画作家。(あえて作家を付けたい!) 「ノベヤマ」は、その昔、少年マガジンの口絵なんかで見たオズマ計画※注1や、パイオニア計画といった異星人コンタクトにワクワクしていた父母世代にグッと来る内容です。不定期連載なので単行本にまとまるのを待ちわびていました。

宇宙電波、家族の絆、地球外知的生命体探査というテーマは、流星プレイヤーにもジャストフィットすると思います。先のオズマ、パイオニア(電波望遠鏡を使うサイクロプス計画ってのもあったっけ)等のようなSETI計画から見つかったであろう知的生命体と友好関係(ブラザーバンド)を結ぼうってのが「流星のロックマン」の発端ですから・・・。

ビッグコミックの先週号では、流星と同じ観点で、電波による異星人とのコンタクトの危険性について記されていました。※注2 子供にも親しみが持てる絵柄の、読みやすいオススメ作品です。(同氏による短編漫画は更にオススメ!)


※注1
・・・「オズマ計画(名称は作品中表記されず)で宇宙電波が発見された。」設定の基で「ノベヤマ」は始まる。

地球外知的生命体探査(ちきゅうがいちてきせいめいたいたんさ、Search for Extra-Terrestrial Intelligence) ・・・地球外生命による宇宙文明の存在を検知しようというプロジェクトの総称。 略称、SETI 。

1960年、世界初の電波による地球外知的生命体探査「オズマ計画」実施。対象は、ともに地球から約10.5光年離れたくじら座タウ星およびエリダヌス座イプシロン星。これらの星に電波望遠鏡を向け、地球に向けて呼びかけの信号が送られていないか調べた。が、特に何の成果も得られなかった。

※注2・・・地球の存在、位置を知らせることになる危険性。流星のロックマンでは、その危険回避、秘密保持の為に脳手術まで受けた登場人物が・・・。

追記

岡崎二郎が描いた「鉄腕アトム」が大好きで(浦沢直樹のアトムも良いが)、あの丁寧な科学考証と、丸っこい可愛い絵柄オッケーということで、「ロックマンエグゼ」を描いて欲しい、描いて良い漫画作家として勝手に家族で認定しています。熱血鷹岬マンガに対して、凄い電脳科学マンガになりそう。あさりよしとおも認定。連載はもちろん「5年の科学」!

こんな感じかな?